家族の配列 台湾の演劇
今年の目標の一つ定期的に演劇に触れるがある。
去年は劇団四季のウィキッドや、赤坂でハリーポッターを鑑賞した。
今年もメジャーな舞台は見たいとは思うものの、少しコアな小さな劇場で行われる舞台に焦点を当てて、色々と調べている。
インスタで知ったのかな。
台湾の脚本を使用したリーディング公演が行われるということで観に行った。
国際演劇協会日本センター
【ワールド・シアター・ラボ】リーディング公演 2024/2/22-25(東京・上野ストアハウス) | iti-japan
『家族の配列』(台湾)
作 リー・ピンヤオ 李屏瑤
家族排列 by 李屏瑤
父の葬儀で出会う4人の異母姉妹弟。しきたりとは?家族とは?ジェンダーとは? 現代台湾の日常と若者の生態を探る。第19回台北文学賞優秀賞受賞作品。
上記を読みわかるように、テーマが複数あるが、それぞれ少し触れてみる。
しきたりについては、中華圏特有の古い伝統がよくわかる。
台湾の宗教
おそらく仏教的な感じで葬式を行っているけど儒学・道教の思想も入っていたりと、日本と似たように色々ミックスされている。
もちろん明確な家庭もある。
我が家もよくわからない(夫があまり理解していない様子)
家族について
本家は男性が継いでいく。
これは日本でもよく聞かれる話だ。
夫によると、台湾の家系図に書かれるのは男性の名前だけだと聞いたこともある。
ジェンダーについて
男性から女性への性転換手術についても触れられている。
まだ手術は合法ではないらしい。
アジアで一番LGBTQの意識が高いと思われる台湾。
アジア圏よろしく、まだまだ伝統的な価値観が染み付いていることだろう。
舞台の内容的に、どこにでもいる姉妹兄弟たちの会話が続く。
(いや、異母兄弟なんてあまりないとは思うけど。)
時折、爆弾発言が飛び気まずくなったり、無邪気にお菓子を食べたり、歌を歌ったり、ふざけ合ったり。
重くなりすぎず、深くもなりすぎず、複数のテーマを載せた脚本。
良い!
初台湾の演劇!満足!!
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