台湾旧正月（春節）紹介　團圓飯（団円飯）　爆竹　金紙　お年玉　紅包

2023/01/23 07:00

台湾の旧正月について紹介します。
今まで、2度旧正月を台湾で過ごしました。
その時のことを写真を載せながら紹介します。

團圓飯（団円飯）タンユエンファン
除夕(大晦日)は親戚家族が揃ってご飯を食べることが多いです。
必ずいつも出てくるのは、エビです。
日本のお節料理にも入りますが、丸くて赤くて縁起がいいです。
台湾ソーセージ、野菜炒め、角煮、
他、写真には写っていないですが、赤飯もありました。
地域によっては、餃子、春巻き、団子など縁起が良いので食べるところもあるようです。
実家は、苗栗という、客家文化の家庭なので、料理も独特です。
客家小炒、薑絲炒大腸などが有名です。
客家料理に関する記事は追々書いていきます。

写真あまり綺麗に撮れてないですが、全部美味しいです。

四色牌(シースーパイ)
旧正月とあまり関係ないのですが、この日はお金を賭けながらゲームをしていました。
台湾人は賭け事が好きな人が多いです。（夫の周りの知り合いだけなのかもしれないですが）
私は、日本の祖父母の家に帰省した時、正月に飴をかけて花札をしていました。
親戚が集まると、カードゲームが盛り上がるのはどこの国でも一緒だなぁと思いました。

紅包(ホンバオ)
笑顔のおばあちゃんが手にしている赤い封筒にはお金が入っています。
いわゆるお年玉です。
台湾では、いつもお世話になっている年上の方に紅包を渡す文化があります。
もちろん子供達にも渡しますが、台湾では「お世話になった方へ気持ちを伝えるため」という要素が強いです。
写真に写っているおばあちゃんは、一昨年亡くなってしまいましたが、日本統治時代を生きているため、日本語が話せました。
台湾に帰省した時、唯一日本語をしゃべれる方だったので、本当に寂しいです。

結婚式でも紅包は使われます。
台湾の結婚式を紹介した記事。
台湾の結婚式 | 日記〜台湾、時々フクロウと猫〜

おばあちゃんの葬式の記事(参加はできませんでしたが)

お参り
新年早朝、近くの寺にお参りに行きました。
たくさんのお供物があります。
ここは五穀宮で、農業と薬の神様、神農大帝が祀られています。
宗教は、キリスト教、仏教、イスラム教、神教などがありますが、台湾や中国などの中華圏で信仰されているものは「道教」です。
日本の神教のように沢山の神様を信仰しています。
横浜中華街にも大きく２つの寺院がありますが、それぞれ関帝廟、橫濱媽祖廟と神様は異なります。
道教は調べるほど奥深いのでいつか掘り下げて記事を書きたいです。